南信州の山を紹介しているHP 「伊那谷の山」を閲覧していると、清内路の「横川山」が目に留まった。 山頂はほぼ360度の好展望とのこと。最近快晴の日が続いているので早速行ってみることにした。
清内路のふるさと自然園内から尾根づたいに登っていく登山道は、勾配もさほど急でなく、1時間半あまりで南沢山に到着する。さらに20分ほど登ると標高1620mの横川山に着く。山頂からはほぼ360度の眺望が楽しめ、北西に御嶽、乗鞍、穂高、槍、常念が、北に中央アルプス、東に南アルプスの山々を望むことができる。また遠くには飛騨の白山の山並みも伺えた。尾根道の登山道は富士見台、恵那山へと続いており、時間があれば縦走したいところだ。
南沢山~横川山の山容や展望の印象は、ちょうど霧ヶ峰や入笠山のようで、南信州にこんな素敵な山があったのかと驚かされた。山頂で出会ったやはり飯田から来たという方も、ヘブンスよりはるかに良いと絶賛していた。冬季も登頂可能であり、再度登って冬の絶景を楽しんでみたい。
8:50登山道入口→10:10南沢山→10:30横川山→10:45富士見台に向かう中腹
→11:10横川山12:10→登山道入口13:20
▼登山道入り口 自然園事務所入り口で利用料200円を支払うことになっている
▼横川山山頂
▼御嶽、乗鞍方面
・ 御嶽山左肩には噴煙が見える
・穂高、槍、常念
・西駒、宝剣
南アルプス方面
▼富士見台、恵那山方面
▼白山方面
「阿智村セブンサミット」について
阿智村では村にある主要な山7座を選び、「阿智村セブンサミット」と命名した観光イベントを企画し事業化している。選定された7つの山頂で、セブンサミットの看板と写真を撮り、「東山道・園原ビジターセンターはゝき木館」で見せる事で、認定バッチを貰う事ができるようだ。
企画書によると、
「セブンサミット」は、地球上にある7つの各大陸で最も標高が高い山を指し、これを制覇することは登山家のあこがれともされている。これにあやかり、阿智村にある、日本百名山や信州百名山をはじめ、初心者でも楽しめる多様な山岳のうち、その代表格の7つの頂、恵那山・富士見台高原・大川入山・南沢山・蛇峠山・網掛山・高鳥屋山を「阿智セブンサミット」と名付け、そのすべてに登頂した人には、「阿智セブンサミッター」の称号を与えるという構想を立ち上げた。これにより、1日/1回ではなく、7日間以上、阿智村に来て楽しんでもらう仕組みを作る。
とのことである。最近の登山ブームをうまく利用した素晴らしい企画であり、知人にも紹介して応援したい。