じゃがいも植え付け

2017/4/10(月) 飯田 桜8分咲き
ジャガイモの植え付けを行った。「おいしい野菜作りの裏技」、「自然菜園」の2冊の本を参考に以下の方法を試してみた。

1、3月中に耕うんし、その際、堆肥(万能有機*1)をすきこむ
 *1 農協に予約した肥料(配合成分不明) 490円/40L

2、深さ15cmほどの畝(溝)を作る

3、定植

・南原の従来の方法:
①重さ百数十gの種芋を、芽を確認しながら縦に半分に切る。
②灰*2で切断面をまぶす。(理由:乾燥+ミネラルの配合効果?)
③芋の切断面を「下」にして、およそ30cm間隔で定植する
④芋の間に、肥料「ロングヒット」*3 をひと握り撒く  
⑤上から土を被せて平らにする

*2 灰の主成分:石英、カルシウム、カリウム、マグネシウム、ナトリウム、鉄、チタン、アルミナ

*3 ロングヒット 3490円/袋
果菜類の生育特性に合わせて窒素、リン酸、カリ、苦土成分を配合。緩行性肥料により、窒素の肥効が長期間持続するようにしてあるので、追肥作業の必要がない。また有機質肥料が53%配合されている。
(LP肥料:肥料成分を特殊な 樹脂等で包み込み少しづつ成分が溶け出すよう調節した肥料)

 

・参考本の方法
①芽がたくさんついている頂部を切り落とす。
②重さ100数十gの種芋を半分に切る(50−80gはそのままでよい)
③切り口を2−3日、よく乾かす。(病原菌の感染を防ぐため)
③芋の切断面を「上」にして、およそ30cm間隔で定植する。(切り口を上にして強い芽だけを伸ばすことで、病害虫に強く光合成が活発になると言われている)

4、実験
下記のマトリクスで定植を試み、生育観察することにした。

頂部カット 灰処理 定植面  
なし あり 切り口下  
あり なし(乾燥) 切り口上  

これに加え、芋を1/4に小さくカットしたものと、家で食用に保存されていた芋(発芽しているもの)の2種類も定植した。

向かって右の2畝は、啓子さんが3月25日に定植済み

深さ約15cmの溝に、種芋を30cm間隔で定植。間に肥料を撒く

左:カット直後の切断面 右:2日間自然乾燥後の断面

参考:定植時の飯田の気温

 

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