ツツジ類(ドウダンツツジ) クワカミキリ

幼虫は辺材部を下方へ向かって食害し,樹皮面に排糞孔をあける。幼虫は生育を完了するのに2~3m食害するため,ドウダンツツジのように幼虫が食害できる部分が少ない樹種では,樹幹内を上下方向に何度も食害する。このため,木が衰弱して枯死したり,風や雪で折損する。
発生しやすい条件
 特にない。

防除のポイント
・耕種的防除
発生初期に被害部を剪定,除去する。
・生物防除
なし。
・農薬による防除
虫糞を排出している孔付近に幼虫が生息しているので,その穴から殺虫剤を注入することが有効である。しかし,ドウダンツツジにおける本種に対する登録農薬はない。
園芸用キンチョールEがイチジクにおいて登録がある。

参考資料:

ツツジ類(ドウダンツツジ) クワカミキリ

カミキリムシ[食害性害虫]/住友化学園芸

クワカミキリ幼虫防除試験 ringyou1806

カテゴリー: 農業, 歳時記 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です